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マツリゴトも、世の中も。一筋縄でない… 

 本当に一筋縄じゃないよ。難しいね…。

 例えば、こういう話。複雑で錯綜した問題が、イラスト入りで、ユーモアを交えながら、学生でも十分分かるレベルでスッキリまとめられている。某匿名掲示板の例のキャラのシリーズ物の一つのようだが、書いた奴には本当に脱帽する。今の世の中に疑問を抱いているなら、一度覗いてみると良い。

やる夫で学ぶ地方分権
やる夫で学ぶ「失われた10年」

理想と現実のギャップってのはこういうもんだと。
現実ってこういうもの、ホント、こういうものだ。

余力があるならこちらも見てみるとよい。

やる夫がマスコミに疑問を持ったようです 【前編】
やる夫がマスコミに疑問を持ったようです 【中編】
やる夫がマスコミに疑問を持ったようです 【後編】

 ただただ、やるせない気持ちになる…かもね。

 でも、こういう現実を認識したうえで、「じゃあどうしたら良くなるか」と考えていく。そういうことは忘れちゃいけないんだろうな…

分かってて、できる保証がないことを人気取りのために主張して「戦略」だの「党略」だの、したり顔してる連中が嫌いです。 

そうですか。ようやく選挙ですか。
選挙ってのは各個人の意思だからとやかく言いませんよ。言いませんてば。

 ただ、「言ったもん勝ち」って感じで確信犯的に「耳当たりの良いこと」ばかりしゃべって、「何でも言っておけば大衆ってのは結局ついてくるもんだ」なーんて考えは、何だかね。

 今回は、そういう政治学の理論だとか群衆心理関連のマニュアルだとかを鵜呑みにして、現実の大衆に目がいっていない手合、とりあえず当選することが全てみたいに動く手合を判別しやすい、またとない機会ではあると思うのだけど。

 結局は、「大衆なんてそんなもんだ」って馬鹿にされてんのと同じだよ。

白洲次郎を本で読む 〜せっかく読むならもう1冊。 

 自分の信じる道を、思うとおり真っ直ぐに生きぬいた白洲次郎。
 思い通りに生きることって難しい。この生き方には憧れない訳にはいかない。

 今晩、NHKで白洲次郎のドラマが放送されているけど、白洲次郎に憧れる人、また増えるだろうね。いいと思う。こういう生き方で通す人が一人でも増えれば、世の中変わっていくかもしれない。

 テレビ放映を控えてということもあってか、本屋さんには既に白洲次郎のコーナーがあるので、興味があったら本でも読んでみると良いと思うのだ。定番になっているのはこの2冊だろう。

・「プリンシプルのない日本」 白洲次郎 著、新潮文庫
 雑誌に寄稿した記事の集まりながら、普段公では「寝た子は起こすな」的に意図的に不問とされているような言い辛い「本当のこと」に、快哉を叫びたいくらい遠慮なくズバズバ言及している。こういう一面にこそ”格好良い”という言葉は似つかわしい。世の中に対する警鐘、というか小言的な事が多いので多少読むのに骨が折れるけれど、まさか白洲次郎本人の著作を読まずして白洲次郎を語るようなことはあるまいな。というか、読んでいないなら早速読んでみるべし。

・「風の男 白洲次郎」 青柳恵介 著、新潮文庫
 おそらく、今の格好良い白洲次郎像を作り上げたのはこの本によるところも大きいのだろう。今回のドラマも、大方この本を下敷きにしているに違いない。


 管理人もこの2冊は外せないというのに同意。…するところではあるのだが、ここでもう一歩、もう一冊呼んでみることを提案したい。文庫にはなっていないの入手に手間がかかるかもしれないが、次の本も読んでみてはいかが、というのが今回の記事の主眼である。上記2冊ではかいま見られない、白洲次郎のもう1つの側面が描写されている。

「ひかない魚 −消えてしまった「きよ田」の鮨」 新津武昭(語り)、伊達宮豊(取材・構成) 求竜堂
 白洲次郎・白洲正子のことが語られるのは1冊のうちほんの30ページほどだが…何というのか、この本に活写されている晩年の白洲次郎は、1週間のうち3日も4日も朝から日がない一日同じ寿司屋に腰を落ち着け、言葉遣いもどちらかといえばぶっきらぼうで、なおかつ口が減らない上にすっげえ気難しい雰囲気を漂わせている、簡単に言えば「かなり食えねえジイさん」という印象。上記2冊、特に「風の男」で小ぎれいにまとめられている、スマートな白洲次郎像とは随分異なる。

 しかし。じっくり目を通してみれば分かるが、そのぶっきらぼうなジイサン像の陰に見え隠れするのは、真っ直ぐ、実直に生きる、紛れもなく尊敬すべき人間像。そう感じられるのもまた確かである。

 こういった一面も知った上で白洲次郎を考えてみると、白洲次郎に対する理解もより一層深まるんじゃないかなあ?…管理人はそう思ったんだが、どんなもんだろうか。

地球温暖化を疑ってみたことはありますか −自分の頭で考えてみましょう− 

 今日もテレビで「偽善エコロジー(幻冬舎新書)」などでかっ飛ばした主張を続けている武田邦彦教授がインパクトのある話をしていた。こういう問題はただテレビの言っていることを無批判に受け止めてあれが正しい、これが間違ってると論ずるだけじゃなくて、ちゃんと本とか自分でも読んでみると良い。自分の頭で考えることが大事だ。

 例えば、武田教授以外だと、ビョルン・ロンボルグ著「地球と一緒に頭も冷やせ! 温暖化問題を問い直す(ソフトバンククリエイティブ)」とか。冒頭の温暖化の部分の原稿以外は、書かれた時期がIPCC第4次報告書のちょっと前になるのかな?と思わせる部分があって(冒頭以外でのIPCC資料の出典はIPCC2007[第4次報告書]ではなくIPCC2001[第3次報告書]になっている)時期的に微妙だけれども、価格もお手頃だし、日本語訳も分かりやすくて、何が問題なのかすうっと頭に入ってくる。他の本に比べれば著者の一人よがりっぽい議論も比較的注意深く避けられているし、いいんではないか。温暖化問題に興味ある方でまだ読んでない方は、賛成派のかたも反対派の方も一読の価値あり。

 あとは「地球温暖化は止まらない(デニス・T・エイヴァリー他著、東洋経済新聞社)」とか。こちらは、前半の比較的初心者向けの大事な部分が山形浩生氏の奔放な訳ではなく、別の方の訳で品位ある落ち着いた文章になっているのが一般向けで良い。

 個人的には、山形浩生氏のくだけた訳書や著作は昔から大好きなんですがね…。「山形道場(山形浩生著、イースト・プレス)」とか、楽しく読んだもんだよなー。「クルーグマン教授の経済入門(ポール・クルーグマン著、山形浩生訳、日経ビジネス人文庫)」は、読んでる時には「ほー」と思いながら読んだはずだけど、どうも頭には残ってないな(汗)。クルーグマン教授がノーベル経済学賞まで取っちゃったことだし、正月休みにもう一回読み返してみるのも悪くない…かな。

「eco検定」を受けてきた。 

エコ検定、受けてきました。 知ってますか。商工会議所の検定試験の中に「eco検定」って検定試験があるんですよ。2006年の10月が第1回の検定試験という、まだ新しい検定。

 この間の日曜(12月21日)が5回目の検定試験があったんだけど、いい機会だと思ったので試験を受けてきたよ。
 正直、IPCCの報告書とか「不都合な真実」とか、最近マスコミで声高に主張されている内容にはいま一つ納得しかねる・疑問がある部分も多いけれど、とりあえず世間に流布している環境関連の知識をひととおり頭に入れておくのも悪くないんじゃない、とも思ってね。

 ちなみにこの検定試験、全国色々なところで受験できるんだけど、現時点では何故か福井商工会議所が受験地に含まれていない。敦賀商工会議所では受験できるのに、何やってんのか福井商工会議所。とりあえず、福井商工会議所のお偉いさんは相当「不都合な真実」とか毛嫌いしてんだろなー、なーんて(笑)。それはそれである意味たのもしい感じもしなくはないんけど、石川も富山もさすがにそんなおイタはやってないゾ…っと、とりあえず突っ込みは入れておきましょか、ねえ?

 …さてさて。そんな話は置いといて、肝心の受験結果。規模の大きい検定試験ということもあって、試験後すぐだというのに解答速報がもうネットで出回っている。合格ラインは70点。自己採点をしてとりあえずは安堵の一息。テキストの隅々から問題が出るうえ、バーゼル条約だのモントリオール議定書だのアルファベットの羅列(PRTRとかHFCとか)だの、まる覚えしないとどうにもならないような所も結構あって、受験の準備は簡単そうでなかなか大変だったんですよ〜。時事ネタでテキスト外から洞爺湖サミットの合意内容の問題なんてのも出たし。大人でも、きちんと準備しないと結構難儀します…